修理と美意識

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2019/01/13 修理と美意識

こんにちは、リペア×ワークスの船木です。

 

私が今の仕事に入ったのは全くの偶然です。

しかし、ちゃんとした仕事をしたい、という気持ちは最初から持っていました。

 

最初のうちは靴の修理や、簡単な合鍵を作る事だけやっていました。

まだまだヘタクソだったのですが、壊れた靴を見てこんな事を思っていました。

 

「買ったばかりの状態に戻したいな」

 

もちろん中々そうはいきません。

しかし、目標はそこでした。

買ったばかりの状態のように綺麗に直したいと、いつも思っていました。

 

私は幼少期の頃から、絵を描いたり工作をしたり、物を作るのが大好きでした。

少し大きくなったらプラモデルを作ったり、マンガを描いたりと常に何かを作っていました。

 

何かを作っている時が一番楽しかったのですが、その際には必ず納得いくまで綺麗に仕上げるのが好きでした。

プラモデルだったら汚く仕上げたくないので、接着剤もなるべくはみださなように、はみ出したら後でヤスリで綺麗にするとか、時間をかけて丁寧に作っていました。

 

そうしないと気持ちが悪いからです。

 

それは「美意識」というものではないでしょうか?

「完璧主義」もあるかもしれません。

とにかく、綺麗に仕上げないと気分が悪い。

 

今やっている靴やバッグの修理でも、そういった「美意識」を持ってやっています。

 

靴のかかとのゴムの交換だったら、ゴムの削った面を綺麗に均一にするとか、接着剤をはみ出さないように、はみ出したら後で綺麗にする。

 

バッグだったらステッチをほどいて縫い直す時は必ず元のステッチの穴からズレないように針で縫っていくとか、表地と裏地がズレないように縫うとか、そういう部分をこだわっています。

 

それはもしかして「細部」と思われるかもしれませんが、私にとっては重要で、「メイン」の部分です。

 

細部にまで意識を配ってやっています。

もちろん見た目の綺麗さと、機能的な使いやすさとから耐久性も求めなければなりません。

 

機能性、耐久性を維持しながら見た目の綺麗さも追求して修理しています。

 

バッグのステッチからズレて縫うとか、靴の接着剤がはみ出たままだとか、傘の骨に当てる金具の爪が中途半端に折られていて汚いとか、そういう事は私には考えられない事ですし、たまにそういった修理を見ると悲しいですし軽く怒りも感じます。

 

お客様方には是非、そういった細かな部分も見ていただきたいと思います。

 

そういった部分は綺麗に仕上げる、という職人としての「プライド」でありますし、修理する人間が本来から持っている「美意識」も関係していると思っています。

 

 

 

 

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