合鍵と元鍵(純正キー)の違い

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合鍵と元鍵(純正キー)の違い

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2022/03/30 合鍵と元鍵(純正キー)の違い

こんにちは、リペア×ワークスの船木です。

 

合鍵と元鍵(純正キー)の違いについて、分からない方も多いと思いますのでご説明します。

 

鍵のメーカーは国内だけでも何十社とあって、それぞれが色々な種類の鍵を作っています。

鍵が100種類あったらシリンダーも鍵とセットなので100種類あります。

お客様から「形は何でもいいから鍵作ってよ」と言われることがありますが、そもそも形が違ったら合鍵は作れません。

MIWAのU9という種類の鍵ならそれと同じ形のものがあり、それを削って合鍵を作ります。

それをブランクキーといい、種類は何千種類とあります。

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←U9キーのシリンダーと鍵

 

 

 

 

 

ブランクキーを作る会社があり、そこから我々合鍵を作るお店がブランクキーを仕入れて合鍵を作っています。

ブランクキーを作る会社は大元の鍵を作る会社とは別物です。(一部を除いては)

 

ブランクキーを作る会社は、例えばMIWAがU9キーを開発して販売を始めたら、それを取り寄せて金型を作り長さ・幅・厚み・ミゾが全く同じブランクキーを作ります。

それを合鍵屋が仕入れて、お客さんがU9キーを持って来て合鍵の作成を依頼すると、U9キーのブランクキーで対応します。

ブランクキーメーカーも商売ですので、たくさん需要があると見込める鍵のブランクキーは作りますが、需要のなさそうな鍵のブランクキーは作りません。

なのでMIWAなどの有名メーカーの鍵はほとんど網羅していますが、マイナーな鍵メーカーの鍵はあまりなかったりします。

ブランクキーを作ってもほとんど注文がなければ元が取れませんので。

外国の鍵のブランクキーもありますが、日本のものと比べれば数は大分少ないです。

合鍵とは別に鍵の本数を増やす方法があります。

それは元鍵のメーカーに注文して純正キーを作ってもらう事です。

例えばMIWAのU9キーの純正キーを合鍵屋を通してMIWAから取り寄せると、それは材質も鍵番号も全く元と同じものです。

元鍵(純正キー)と合鍵は材質が違います。

合鍵の方が材質は劣ります。

合鍵のメリットは「早く・安く」できる事であり、デメリットは「材質・回りやすさ・抜き差ししやすさが純正キーに劣る」事です。

対して純正キーのデメリットは「料金が高く、届くのに時間がかかる」事でそれ以外は合鍵より優れています。

どちらを選択されるかはお客様次第です。

以上、「合鍵と元鍵の違いについて」でした。

 

 

 

 

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