最近の鍵について

こんにちは、リペア×ワークスの船木です。

 

花粉の飛び交う季節になってまいりました。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

私は花粉症に悩まされています。

薬を飲んでいますが効かず、基準より多く飲んで何とか症状を抑えるような日々であります。

 

でも花粉なんかに負けられへん！と日々がんばっています。

 

さて鍵について日々思うところがありまして、少しお話ししたいと思います。

 

まず合鍵を作りにお客さんが来店されますが、ご自分のお持ちの鍵が本キーなのか本キーから作った合鍵なのか分かっておられない方が多いのです。

 

合鍵はやはり本キーから作ったほうが正確に作れます。

合鍵は本キーをなぞって作るのですが、合鍵を作るマシーンは本キーを作るマシーンとは違いますし、作り方も違います。

 

必ず微妙な誤差が出ます。

それは、目で見ても全く分からないようなごく小さな誤差です。

 

それでも本キーから作れば鍵が合わないという事はほぼありません。

 

しかし、合鍵から合鍵を作り、その合鍵からまた合鍵を作り、というような事を繰り返せば、誤差は少しづつ大きくなっていきます。

 

特に性能がいい特殊キーになればなるほど少しの誤差でも合わないものなので、合鍵からは作りにくいです。

 

そもそも合鍵と本キーの違いが分からない方が多いと思いますのでご説明します。

 

本キーと合鍵はそもそも材質が違います。

本キーの方が材質がいいです。

 

合鍵は側面を見ると黄色っぽくなっていて、本キーは側面も表面も色が均一です。

 

あと一番違うのは合鍵には大体H２４８とか、アルファベットと数字の番号がせいぜい４桁ぐらい刻印されていますが、本キーの刻印はもっと多くて１０桁あったりします。

 

それと本キーにはほぼ必ずMIWAとかGOALとか、その鍵の製造会社の名前が刻印されています。

合鍵にもアルファベットが刻印されていますが、それはその合鍵の型を製造している会社のロゴです。

 

TLHやJVなどは、合鍵のメーカーのイニシャルです。

 

そもそも合鍵とは各合鍵のメーカーがMIWAなどの鍵本体のメーカーが出した鍵をコピーして鍵の型を作り、それを我々のような合鍵を作っているお店が買い、その型を削って作る物なので、本キーとは全く違います。

 

ご自分のお持ちの鍵が本キーか合鍵か知っておく事はとても大事な事だと思いますし、どの種類の鍵かも分かっておくことも大事です。

 

最近増えている特殊キーなんかはすぐに合鍵ができないものも多いので、一度なくすとたいへん面倒なことにもなりかねません。

 

ネットで一度ご自分のお持ちの鍵を調べることをお勧めします。